いったい日本人はいつからこんなにグルメになってしまったのでしょうか。ネットサーフィンをしていると今ではいわゆる「ぐるナビ」とか「食べログ」と言われるレストランガイドがやたらよく目に入ってきます。そうしたガイドに出ているのは高級なレストランが多く、中にはスターシェフがいるようなミシュランの三ツ星レストランの案内も珍しくはありません。私が今のような超グルメ志向になったのも、元はと言えばそうした高級レストランのガイドを見たのが始まりなのです。東京にはいまフレンチやイタリアンの高級レストランが非常にたくさんあります。
こんなに高級レストランばかりあっていったい誰が行くのかと思えるほどその数は多いのです。いわゆるスターシェフのいるミシュランの三ツ星レストランともなると、その料金はまるで目が飛び出るほど高いのです。仮にデートなどでカップルが1度食事しただけでも費用は数万円もかかるのです。そんなところにこの私は今年半年だけでもう8回も行っているのです。
今年半年だけで高級レストランで25万円も使った私
超グルメ志向になった私が行くレストランは、今ではスターシェフのいるレストランばかりです。その中にはいわゆるミシュランの三ツ星レストランも含まれており、いわば最高級のレストランばかりに行っているのです。身の程知らずとはこのことではないでしょうか。そうしたレストランのいずれもが私のような一介のOLの行く場所ではないのです。でも私はそうしたところに出入りする場違いな女になってしまったのです。
レストランでの食事代だけで年間45万くらいは使いましたね。
行き始めてもう1年以上になりますから去年から今年にかけてすでに15回は行っています。フレンチとイタリアンが半々ぐらいですけど、顔ぶれは変わりますがほとんどは後輩をつれて2人で行き、料金は先輩顔をしてほとんど私が払っています。2人で1回当たりの料金は3万円ぐらいです。それが15回ですから、これまで1年間に使ったお金は45万円ぐらいです。
その支払いでクレジットカードの利用枠が一杯になるどころか、カードローンのキャッシングで20万円借りて、今でも15万円の残高が残っています。クレジットカードのリボ払いを併せると35万円ぐらい借金ができているのです。すべてこの借金はグルメになったゆえにできたものです。どうやらこの辺で「グルメ志向」から昔のような「お茶ずけ志向」へ戻って、本気で借金の返済に当たらなければいけないと思っています。